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2019.05.10

ケガや病気をしても、収入ゼロにならない! フリーランスのための『所得補償制度』とは?

フリーランスとして働くにあたって、やはり心配なのは福利厚生面ですよね。
ケガや病気で働けなくなってしまった時…会社員のように有給や傷病手当のないフリーランスにとって、休んでいる間の収入がなくなることはとても心配です。そんなときのために備えておくと安心なのが、フリーランスのための保険「所得補償制度」。なんと、その保険料が40%も割安になる方法があるんです。今回はその所得補償制度について、徹底解説します!

========目次========
所得補償制度とは
①所得補償プラン
②傷害補償プラン
③長期所得補償(GLTD)プラン
④親孝行サポートプラン・介護サポートプラン
加入資格は?
フリーランス協会とは
フリーランス協会入会方法
所得補償制度に加入できない職業は?
持病がある場合
月々の保険料支払い例
プランの決め方
32歳、システムエンジニア、年収420万円の場合
42歳、調理師、年収600万円の場合
申し込み方法
問い合わせ先
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所得補償制度とは

フリーランス協会と損保ジャパン日本興亜が連携して提供する、フリーランス向けの福利厚生制度。国内初の、フリーランスのための保険です。
プラン内容は大きく4つ。ケガや病気で働けなくなってしまった時の収入を補償する「所得補償プラン」、ケガによる入院、通院等の費用を補償する「傷害補償プラン」、ケガや病気の際、より長期的に収入を補償してくれる「長期所得補償(GLTD)プラン」、両親や自分の介護費用を一時金として受け取れる「親孝行サポートプラン・介護サポートプラン」。それぞれ、詳しく見てみましょう。

①所得補償プラン

保険期間中(加入期間中)に病気やケガで就業不能となった場合、就業不能期間1か月単位で保険金が支払われます(限度1年間)。ただし、就業不能となってから1~7日目は支払対象外期間となるので注意。もし就業不能期間が1か月に満たない場合は、1か月を30日として日割計算されます。保険金の支払いは通算して1,000日が限度です。
支払われる保険金は直近12か月の収入によって変わり、国民健康保険に加入中なら収入の85%まで、企業の健康保険に加入中なら収入の50%まで、共済組合に加入中なら収入の40%までが限度となります。

②傷害補償プラン

保険期間中、急激かつ偶然な外来の事故のケガによる死亡・後遺障害、入院、通院、介護保険金を受け取ることができます。急激かつ偶然な外来の事故というのは、車酔いや熱中症、しもやけ等は含まれないので注意。
このプランに関しては家族も含めて補償することも可能です。これなら、子どもがケガをして通院になった、というときにも安心。ちなみに家族として認められる範囲は、本人、配偶者、本人またはその配偶者の同居の親族・別居の未婚の子となっています。
入院保険金は1日目から1,000日まで、通院保険金は事故発生日を含む90日まで、介護保険金は要介護状態である限り終身支払われます。

③長期所得補償(GLTD)プラン

保険期間中にケガや病気によって就業障害になり、その期間が支払対象外期間を超えた場合に、就業障害によって発生した収入の減少分を、対象期間の満了まで保険金が支払われるプラン。
支払対象外期間は90日/365日/635日のうちいずれか、対象期間は3年間/5年間/70歳満了/60歳満了のうちいずれかから選択できます。より長期間の補償がほしいという人におすすめ。

④親孝行サポートプラン・介護サポートプラン


親孝行サポートプランの場合は加入者の親が、介護サポートプランの場合は被保険者本人が、要介護状態区分の要介護2~5に認定された状態で90日を超えて継続した場合、加入者の親や被保険者に一時金として保険金が支払われるプランです。
保険金額は100万円/200万円/300万円のいずれかより選択できます。

加入資格は?

フリーランス協会の一般会員へ向けた団体割引(個人で入るよりも40.0%割安)が適用となるため、フリーランス協会へ入会することが必要です(年会費1万円)。無料のメルマガ会員では団体割引が適用にならないので注意!

フリーランス協会とは

プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会とは、フリーランスやパラレルワーカーとして活動する有志が主体として設立された、フリーランスのための支援団体。
全国のフリーランスにアンケート調査を行った「フリーランス白書」の作成やフリーランスの抱える課題の発信、キャリア支援、福利厚生サービスの提供、会計・金融サービスやコワーキングスペースの優待提供等、幅広く活動しています。

フリーランス協会入会方法

申込書類の提出は必要なく、インターネット上で入会手続きが完了します。
必要なものは、GoogleアカウントまたはFacebookアカウントと、年会費引落しのためのクレジットカード。
フォームを入力・送信後、数日で協会からの審査結果が届きます。その後クレジットカードの決済が完了したら、晴れてフリーランス協会の会員に!1万円の年会費は経費計上が可能で、協会マイページより領収書のダウンロードも可能です。

▼プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 一般会員登録
https://www.freelance-jp.org/membership#membership_general

所得補償制度に加入できない職業は?

満15歳以上満64歳以下であれば原則どんな職業でも加入が可能です(傷害補償プランに加入する場合は、プロボクサー、プロレスラー、ローラーゲーム選手※レフリー含む、力士、その他これらと同等やそれ以上の危険を有する職業は申し込みができないので注意)。
危険を伴う職業についている人は、プランに関わらず一度問い合わせをするのが確実です。

持病がある場合

持病があると保険には入れないと思われがちですが、疾病によっては条件付きで加入できることもあります。投薬は受けていないけど経過観察になっている、ということもありますよね。
「これってどうなの?」と思ったら、職業同様、一度問合せをしてみましょう。

月々の保険料支払い例

実際、いくら払えばいくら保険金を受けられるのか?事例をもとにご紹介します。

プランの決め方

①所得補償プラン
月々の保険料は、加入者の年齢や職業によって保険料が変わります。そして何口申し込むかは、直近12か月の収入(経費控除前)を考慮して口数を決めることが可能。
フリーランスの多くが加入する国民健康保険の場合、最大で年収の85%まで保険金が支払われます。(企業の健康保険に加入の場合は最大40~50%まで)
たとえば年収420万円(月収35万円)の場合、その85%にあたる金額はひと月当たり29万円(小数点切り捨て)。ということは、29口を限度に申し込むことができるということになります。

②傷害補償プラン
自分のみ適用とする場合は1口あたり1,000円、家族も含める場合は1口あたり2,000円で、最大3口まで申し込みできます。

③長期所得補償(GLTD)プラン
①の所得補償プランで決めた保険金額以内、かつ10口以内で申し込みができます。
長期所得補償(GLTD)プランは1口あたりの保険金額が5万円なので、①で29口にした場合だと5口(保険金額25万円)まで申し込める、ということですね。

④親孝行サポートプラン・介護サポートプラン
親や自分が要介護2~5になってしまった場合に受け取る保険金額を、100万円・200万円・300万円いずれかより選びます。保険料は、親や自分の年齢により異なります。

また上記で説明した4つのプランのうち②~④のプランははずして加入することも可能なので、自分の必要に合わせて申し込み、月々の保険料を抑えるのもおすすめ。
下記のページで保険料のシミュレーションをしてみるのが便利ですよ。同時に資料請求もできちゃいます。

■所得補償制度 保険料シミュレーション■

https://y-h-c.com/lp_form/freelance.html

32歳、システムエンジニア、年収420万円の場合

①・②のみで申し込みをすると月々の保険料は……
①2,059円(29口分)+②2,000円(2口)=合計4,059円
もし病気で8日以上働けなくなってしまったら、この場合ひと月当たり29万円まで受け取れ、例えばケガで10日間入院してしまったら8,000円×10日分をプラスで受け取ることもできます。

42歳、調理師、年収600万円の場合

①・②家族含む・③60歳満了の受け取り・④自分が介護状態になった場合で申し込むと、月々の保険料は……
①5,218(42口分)+②4,000(2口分)+③5,944円(8口分)+④50円(保険金額300万円)=合計15,212円

申込内容によって、保険料も全然違いますよね。上記はあくまでも一例なので、シミュレーションしてみることをおすすめします!

申し込み方法

先ほどの保険料シミュレーションのページにある申込フォームから、連絡先や問合せ内容を入力し、送信。その後資料が送られてきます。首都圏在住の方は、スタッフと直接会って話を聞くことも可能。
申し込みの際は資料に同封されている申込書類を記入後、返送する流れになります。また上記で説明した、フリーランス協会一般会員への登録も忘れずに。

申し込み完了後は、加入月の翌月より口座の引き落としが開始。後日加入証が届きます。
加入後、万一の際の保険金受取りやプラン変更等、随時相談もできるので安心です。

問い合わせ先

フリマネの運営元でもある、弊社(株式会社安田保険センター)が申込窓口となっています。
所得補償制度のお問い合わせは、こちらまで!

◆株式会社安田保険センター(損保ジャパン日本興亜 保険代理店)
神奈川県横浜市港南区港南中央通15-6-2F
TEL:0120-972-121 または 050-3188-1060(平日10:00~18:00)

▼資料請求・お問い合わせはこちら
https://y-h-c.com/lp_form/freelance.html

フリーランスとして働く以上、会社員以上に自分の身は自分で守らなくちゃいけません。所得補償制度なら、保険料も抑えられて万が一働けなくなってしまっても安心。フリーランスへの転身を考えているけど生活が心配…という人にも、所得補償制度は背中を押してくれます。
今後さらに働き方についての注目度も上がり、フリーランスもより安心して働ける環境が整備されていくことを願いますが、まずは自分でできる対策として、一度考えてみては?